悩んでいた問題をふと友人に話してみるとあっさりと疑問が解決した経験ってありませんか?
実は以前私のゲーム放送内でリスナーさんがふと漏らした不満点を偶然知っていた知識で解決できないか提案してみて、他のリスナーさんの助けを借りながら解決したという出来事がありました。
前回の記事で問題解決したい時は詳しい人に聞けばよいとお伝えしました。
生放送での出来事は実際の問題解決でも利用できるなと感じたので、この記事で詳しい流れともしあなたが疑問点を聞かれたときにどう対応すれば問題解決に役立つかをお伝えします。
生放送の流れ
ゲーム生放送をしながら6人のリスナーさんとお話しを楽しんでいました。
あるリスナーさん(Aさん)からスマホのイヤホンジャックが壊れて、ゲーム音を出してゲームができないとコメントされました。
別にイヤホンジャックがなくてもスピーカーで出せばよくないのかなと不思議に思って聞き返してみました。
すると、電車内でゲームするから音を出すのは無理、ワイヤレスのイヤホンも持ってないし音ズレするから多分無理と返信が帰ってきました。
Aさんは通学中にもゲームをしたいけど音がない状態ではゲームできないらしくて困ってました。
修理に出してもいいけど、ゲームデータを移すのも面倒だし修理になったら数日間同じデータでゲームできないからつらい。
私はこの時スマホで普段は充電兼通信用のUSB Type-CケーブルをいれるジャックにUSB Type-Cからイヤホンジャックに変換できるアダプタを入れれば対応できないかと考えました。
私はそのパターンを試したことはないですが、USB MicroBをUSB TypeAに変えるパターンのアダプタを持っていたので思いつきました。
ただ、この時実際にイヤホンジャックに変換する機器が存在する確信はなかったので、ほかのリスナーさんに向けてそんな機器ってありますかね?と疑問を投げかけてみました。
すると実在する機器だと調べてきてAmazonの商品ページURLまで持ってきてくれました。
しかも、調べてきてくれたのは2人いてそのうちの1人は実際に使用しているアダプタの紹介だったので、これなら使えるなと思いAさんに「こんなのあるけどやってみる?」とすすめました。
Aさんはやってみると言ってくれてお礼の言葉ももらいました。
やり取りの中で考えたこと
生放送の中でいくつか大事にしている考えがあるので書いていきます。
最初にAさんから音が出なくてゲームできないと聞いたとき、「そうなんだ、大変だねぇ」と返すのは普通ですよね。
でも、ここで終わってしまうと何も疑問を解決できません。
私は別に疑問を解決してあげないといけないわけではなし、Aさんはこの疑問を解決してくれとは言ってないのでここで終わっても一切問題はありません。
ついでにいうと、ゲームの生配信中なのでその問題は配信内容と関係皆無です。
(Aさんのやっているゲームは配信しているゲームと同じなので一切関係ないわけではなかったですが)
じゃあ、何で私がここでAさんの疑問に答えようかと思ったかですが、わざわざ配信中に聞いてくるんだから、Aさんは本当に悩んでいるんだなと感じたからです。
私の配信スタイルは別にゲームに関係ないことでも好き勝手に話していいことにしてるので、Aさんから頼りにされたわけではないけど勝手に世話を焼いてみようと思って詳しい状況を聞くことにしました。
するとイヤホンジャックが壊れて修理するか悩んでいるとわかりました。
「修理すれば?」とAさんに言えばそれもちゃんとした提案なのですが、Aさんのゲームは続けたいという希望はかなえられません。
代案として考えたワイヤレスイヤホンもゲームの性質上適していないとわかったんで、さらに代案のイヤホンジャックへのアダプタを思いつきました。
UCB TypeCから変換するアダプタを紹介するまでの流れは先ほど書きましたが、この時は偶然知っていた知識から導き出せたことでした。
この時私が何もしていなかったら自分で調べて実際に商品があるところまで情報をまとめてからAさんに紹介するんですけど、生放送中でゲームもやり続けている状態でした。
この時放送を見ている数十人のうちほとんどはやってるゲームに興味があって私の枠に来ているので、放送主の私が全く関係のない調べ物をするのはちょっと違うかなと思いこの話をリスナーに振ることにしました。
リスナーの中に誰か答えてくれる人いないかなぁと考えて言ってみたことですが、質問に予想以上の親切さで答えてくれたリスナーさんが2人もいて私もAさんも助けられました。
結果として、Aさんはゲームをいつでも楽しめる環境を作ることができ、私は生放送を中断することなく最後までゲームをしながら会話を楽しむことができました。
やり取りの中から学べること
今回のAさんの悩みは私一人でも解決できたことでしたが、自分でやることにこだわらずに周囲にうまく頼ることで全体の流れを止めずに生放送を続けることができました。
自分がやるべきことと自分がやらなくても周囲に仕事を振ることで自分の負担を減らすという考え方はエッセンシャル思考に通じています。
エッセンシャル思考は自分に必要なこと、目標にだけ力をそそぎ他のことを捨てることにためらいを持たないという考え方です。
本当に必要なことだけをつかみ取り、大多数のことを不要とわりきる覚悟が必要です。
今回の流れを大事なこと不要なことで分けてみると
大事:放送の流れを切らずにAさんの悩みを解決する
不要:自分が調べる
つまりAさんの悩みを解決する手段がわかればだれが調べ物をしても良かった。
これがわかったから誰かに聞くってことができました。
誰かに聞くことを自分が知らないことがあると認める恥と考える方がいるかもしれませんが、質問を受けた立場としては質問してきた人をバカだなとか何も知らないんだなぁとはとらえません。
むしろ自分を頼ってくれたと思って自信がでて喜ばれます。
バカだな考えるのは知ったかぶりをしている人を見たときです。
よく知らないことを知っているかのように見せている人の裏側を知った時に初めて、上辺だけの薄っぺらい人なのだと判断します。
自分が誰かにわからないことを聞く、誰かに質問されてわからなかったらさらに自分の周りの人に聞いてみる。
3人寄れば文殊の知恵ではないですが、知り合いの知り合いぐらいまで知識の範囲を広げれば何かしらの解答にはいきつけると思います。
絶対の正解ではないかもしれませんが、質問を重ねる中で話し合った人同士のつながりは次回以降相談する際にも生きてきます。
前回助けてもらったから今回は少し話を聞いてみるギブ&テイクのようにお互いで必用な時に助けあいができる関係性を築ける最初のステップとして質問を投げかけてみることは大切です。
まとめ
質問を聞くときは自分でできる範囲内で対応する
自分がやるべきことと任せることをきめる