- DLiveについて知りたい
- DLiveの基本的な見方を知りたい
- 英語の画面でよくわからない
最近ではYouTubeを中心として個人が動画配信、ストリーム配信で数多くのリスナーと交流する機械が増えてきています。
ネット上のインフルエンサーがライブ配信をすれば数千人規模の視聴者が集まるなんてことも珍しくありません。
そんな個人でも今すぐに始められるライブ配信ですが2018年にサービススタートした次世代ライブストリーミングサイト「DLive」に注目が集まっています。
何を隠そうDLiveは2021年に入って400万の大台を突破したビットコインと同じ仮想通貨の技術を利用しているとのころ。
と思い実際にサイトを覗いてみると英語で書かれてよくわからないと悩んだことでしょう。
そこで今回の記事ではDLiveの基本的な見方と使い方をご紹介します。
実際にアカウントを使ってからどのページを触ればよいのか、収益を生むために何ができるのかなどDLiveで知りたいことはぜひ解決していってね。
- ニコニコ動画やYouTubeで4年以上ゲーム実況を中心に活動中!
- 生放送が大好きで600時間・5000回以上の視聴者と「楽しく会話すること」をモットーに長い付き合いができる場づくりを大切にしている。
DLiveについて
DLiveは2018年にスタートしたビデオライブストリーミングサービスです。
サーバーと寄付システムにブロックチェーンを利用しており、2021年現在TRONネットワークを使用しています。
2019年に世界最大数のチャンネル登録者数を誇るYouTuber・PewDiePie氏がDLiveでライブ配信をすると話題になりましたが、その後も続々とDLiveを利用する配信者は増えてきています。
- 個人でサブスクリプションを作成できる
- 収益化のハードルが低い
- 収益の配分率が高い
- 視聴するだけで恩恵を受けられる
DLiveはYouTubeやTwitchなど収益化できる他のライブストリーミングでは配信者への見返りが少ないのではないかという疑問から発展し、クリエイターと視聴者がストリーミング配信を通じてどちらにも恩恵を受けられるシステムを作りたいという思いから発足しました。
YouTubeでは投げ銭や広告収益などでお金を得ることができますが、その割合は60~70%ほどです。
残りの30%近くの収益は公式サイトがサイト運営用の費用として手数料をとっており、必要なこととわかってはいますがリスナーから払われたお金の一部が消えていくのは悲しいですね。
一方DLiveでは収益の75%は配信者に直接わたり、5%はBTTというブロックチェーンをDLiveに保管しているユーザー全員に分けあたえるシステムをとっています。
残り20%はDLiveの開発のために使われています。
開発当初は75%の残り25%はそのまま全員に分け与えるシステムでしたが、状況は変わったようです。
しかし以前もらえる収益比率は他の配信サイトと比べると大きいので、私たち配信者・視聴者は提供してくれているサービスをありがたく使わせてもらいましょう。
アカウント作成
DLiveのアカウント作成を行います。
YouTubeやTwitch用の配信アカウントを持っている人は同じアカウントで簡単にアカウント作成が可能。
- 手順
- DLiveのサイトにアクセス
- 画面右上のSign upを押す
- メールアドレス・パスワード・ハンドルネームを記入またはFacebook、Twitch、YouTubeアカウントを使ってアカウントを作る
メールアドレスを使用してアカウントを作成した場合、メールフォルダに確認用のメールが送られてきます。
「Click here to confirm」を押して認証が完了。
DLive画面解説
ホーム画面
DLiveにログインするとホーム画面が表示されます。
画面中央には今まさにライブ配信している配信者の映像が映し出されます。
音を消したい場合は配信画面にマウスをもっていくとスピーカーマークが表示されるので、一度クリックしてミュートにしておきましょう。
画面上部項目
BROWSE
配信ゲーム、ジャンルごとに分けて探すことができます。
検索窓もあるので自分が見たいゲーム名を記入して探してみてください。
ゲーム以外にもジャンル音楽や雑談など)もあります。
FOLLOWING
フォローしている配信者の一覧を表示できます。
フォロワーしている配信者が現在配信していると表示されるので、DLiveにログインしたらまずここをチェックしておきましょう。
また画面左の欄にもFOLLOWERSが表示されています。
GET THE APP
スマホアプリダウンロード用のタブ。
スマホでもDLiveでライブを見たい人はアプリをダウンロードしておきましょう。
スマホの電話番号にショートメッセージ(SMS)を送って、楽にアプリをダウンロードすることも可能。
検索窓
配信内容や人物検索ができます。
ライブストリーミング準備
検索窓の右にあるカメラマークを押すとストリーミング配信用の準備画面に飛びます。
準備画面ではタイトルやサムネイルなどを設定します。
ストリームURLやストリームキーは各設定が終わった後、保存ボタンを押すと表示できるので先に必要項目を記入しましょう。
DLiveのライブ配信設定方法はこちらの記事で解説しました。
メニュー一覧
画面右上のアイコン(下図のネコのマーク)を押すと、メニュー一覧を表示します。
My Channel~マイチャンネル
ライブ配信時は画面中央の画面が配信画面に切り替わります。
ABOUT
自己紹介、外部サイトへの誘導、小さなブログ記事投稿のような使い方ができます。
Edit Panelsを押すとタイトル、サムネイル、URL、詳細を記入できるので、設定後Submitをおしてください。
新たに記事を作成する場合はAdd New Panelを押してください。
VIDEOS
動画を投稿できます。
動画を投稿するためには認証済みパートナーになる必要があります。
REPLAYS
過去に行ったストリーミング内容を見返したり、録画映像としてダウンロードできる。
録画するためにはライブ配信時に配信録画をONにしておきましょう。
録画は配信してから3日で自動的に消えます。
EARNINGS
DLiveを通じて得た収益を確認できます。
ライブ配信後にどの程度収益を出たのか確認したいときに利用しましょう。
FOLLOWERS
自分をフォローしてくれているアカウントを見ることができる。
FOLLOWINGS
自分がフォロワーした配信者が表示されます。
右のチャット欄には最初に公式からのお知らせが書いてあります。
URLは公式コミュニティ、disocordにつながっています。
User Eeferral
自分の友人をDLiveに紹介することができます。
紹介した友人がDLive内で活動する量(送ったLemonの量など)に応じでキャッシュバックがもらえます。
URLをコピーしてSNSやご自身のブログ記事、YouTubeなど他の動画配信サイトに張り付けてDLiveに勧誘してみてください。
↑のようにリンクを招待用URLにしておくとリンクを押してDLiveにきたリスナーは招待客としてカウントされます。
アップロード動画
認証済みパートナー参加後に動画をアップロードできます。
サブスクリプション
購入したサブスクリプションを確認することができます。
設定
アカウントの基本設定を変更できるページです。
変更項目
- アイコン
- 名前
- メールアドレス
- 電話番号
アイコンを変更する場合は、
- My profile
- アイコンの部分をクリック
- フィイルをアップロード
言語変更はSystem languageでできますが、日本語はありません。(英語・トルコ語・ポルトガル語・スペイン語)
アカウント乗っ取りを防ぐために2重チェックとしてメールアドレスと電話番号を入れておくと安心ですよ。
- アカウント非表示 daectivate my account
- アカウント削除 delete mya accout
パートナープログラム
自分のアカウント状況を確認できます。
パートナーには3段階があり、
- Affiliate
- Verified Partner
- Global Partner
下にいくほどランクが上がります。
Affiliateになるためには以下の条件を満たしてください。
- 200人のフォロワー
- メールアドレス・電話番号登録
- チャンネルを更新する
- DLiveのコミュニティガイドラインを読む
一番問題になるのは200人のフォロワーを集めることですね。
200人と聞くと難しいかもと感じるかもしれませんが、最初は深く気にせずにストリーミング配信を長く続けることを目標にしてください。
お金儲けのために配信をしても良いですが、そのような意気込みで始めると結果がでないと長くつづけることは難しくなります。
フォロワーはあなたの配信をこれからも見たいと思ってくれた人が少しずつ増えることで数を増していきます。
戦略をもっても良いですが、楽しく続けることを大事にしてください。
Affiliateになるとサブスクリプション、ホスティングといった機能が解放されます。
次のランクになると解放される機能が増えますので、DLiveのパートナープログラムについてさらに詳しいことを知りたい人は公式コミュニティより確認してください。
BTTステーク状況確認
DLiveにステーク(一定期間預け入れる)しているBTTの量を確認できます。
BTTはTronlinkで購入してからDLiveにステークさせます。
一度ステークさせるとDLiveにあずけているBTT量に応じてDLiveからLemon報酬を獲得できます。
ステークしているBTTは引き出せますが、引き出すまでに時間がかかる(連絡を入れてから14日ほど)のであらかじめ覚えておきましょう。
BTTはDLiveを始めてすぐに使わなくても大丈夫です。
ライブ配信を見たり実際にストリーミング配信を行う際にBTTは直接関与しません。
「DLive内で収益を得たい時にBTTという選択肢があるぐらい」の認識でOKです。
Lemon購入
DLive内で使用できるLemon(サイト内通貨)を購入できます。
購入するにはAmazon Payか暗号通貨(cryptocurrency)を使用してください。
交換レートは 88Lecon = 1.06$ =約110円(2021年1月現在)。
- コインベース
- ビットコイン(Bitcoin)
- ビットコインキャッシュ(Bitcoin Cash)
- ダイ(Dai)
- イーサリアム(Ethereum)
- ライトコイン(Litecoin)
- USDコイン(USD coin)
Lemonについて
DLive内で使える仮想通貨で、ストリーム配信をしている人に対してプレゼント(YouTubeでいうところの投げ銭)をするときに使用します。
またサブスクリプションを利用したい時もLemonを使用して購入しましょう。
黄色のレモンの切り口のようなマークで、ホーム画面左上の欄にも表示されています。
LemonはDLive内でのみ使える通貨なので外部への持ち出しはできません。
Lemonを現実のお金として払い出す場合は以下の条件をクリアしてください。
- 合計4250Lemon以上
- government ID(マイナンバー)記入
- 合計3日、8時間以上のライブ配信をした
ヘルプメニュー系一覧
- About(公式コミュニティへ飛びます)
- Community(公式コミュニティへ飛びます)
- ヘルプ(公式コミュニティのヘルプへ飛びます)
- コンタクト(公式コミュニティのリクエストページへ飛びます)
- フィードバック(追加してほしい機能を提出するページに飛びます。)
- ログアウト
禁止行為
DLiveで禁止されている行為は簡単にまとめると以下の通りです。
著作権に引っかかる内容
- テレビ映像をそのまま流す
- 映画の一部、予告を流す
- スポーツ観戦映像を流す
- ゲームの予告編/クリップを流す
景品を用意して寄付を募ること
公序良俗に反する内容
- 性的な内容
- ギャンブル
基本的にDLiveで禁止されている行為はYouTubeなど他の動画配信サイトと同じような内容です。
著作権はつい忘れがちなのでお気を付けて。
DLiveの問題点
英語を話せないときつい
DLiveの共通言語は英語です。
他にもトルコ語、スペイン語、ポルトガル語で表示できますが、2021年1月現在日本語には対応しておりません。
Googleの日本語翻訳で一応読めますが、訳し方がおかしいとこもあるので英語になれている人はそのまま見たほうがよいかも。
日本人利用してる?
実際にライブ配信を色々みていたらよくわかりますが、配信者もリスナーも海外のユーザーで一杯です。
たまに日本語のコメントを見かけますが、探すのは一苦労かもしれません。
海外ユーザーになれていない人はちょっと居続けるのは辛いカモ。
なじみが薄い
SNSではYouTubeがよく話題にあがりますが、DLiveが今まで話題に上がることはほぼありませんでした。
情報通の方なら世界的に有名なYouTuber~PewDiePie氏がDLiveでライブストリーミングしたことを知っているかもしれません。
しかし今DLiveのことを日本人100人に聞いても、1人知っていたらよいのが現状でしょう。
何を隠そう筆者も最近までDLiveの存在はまったく知りませんでした。
偶然仮想通貨を使っているDLiveというライブストリーミングがあると知って、興味がわいたので今回記事にまとめました。
仮想通貨自体の知識もあいまいな人が多いのでDLiveもまだ人気に火が付くには時間がかかるかもしれません。
仮想通貨はいまだに「なんとなく危ないもの」という印象が強いですからね。
最近だとビットコインが400万を突破した(2021年1月現在)という話題でもちきりですが、徐々に仮想通貨に対して興味がわく人が増えてくるとDLiveも注目されてくるかもしれません。
【最高値更新】ビットコイン、初の4万1000ドル台https://t.co/kRqc73In6u
— ライブドアニュース (@livedoornews) January 9, 2021
BTC相場は昨秋から上昇を始め、昨年12月中旬に2万ドル、今月7日に4万ドルを突破。最近3カ月で約4倍になった。
第1人者になるチャンス
まだ日本内での認知度が薄いからこそ今からDLiveを続けておくことで日本人の第一人者となる可能性があります。
今や日本人YouTuberのトップといっても過言ではないHIKAKIN氏もかつて今ほど人気がなかったYouTubeというプラットフォームで活動を続けたからこそ、今の地位を確立したといっても過言ではありません。
「いきなりパートナープログラムを受かるために本格的にやる」というほど本気になって取り組まなくても良いですが、長い目で続けていくと将来良い結果になるかもしれませんよ。
まとめ
次世代ライブストリーミングサイトとの呼び声もあるDLiveの基本的な使い方を解説しました。
仮想通貨などなじみのない言葉や英語があるので戸惑うかもしれませんが、実際に触ることをそんなに多くありません。
まずはサイトにログインしてみて、実際に配信を見てみてください。
興味があれば自分でライブ配信をやってみると面白いでよ。
ライブ配信のやり方はこちらの記事で解説しています。