だらだらするといっても「やる気でねぇ~」って言いながらやるんじゃないぞ
やる気の有無で仕事の質を変えるのではなく、「今日の目標+αの改善」を毎回だらだらと続けてほしい
・今日はやる気があるから営業周りを3件増やして頑張るか…
・はぁ、嫁さんに怒られてやる気出ないわ。4日後報告会あるけど資料作りは明日に回そう…
あなたはこんな感じでその日の仕事や将来のキャリアに向けた勉強を気分によって変えていませんか?
実はその日のやる気に任せた無謀な目標設定はあなたの未来のやる気と自信を失う原因となります。
浮き沈みを作らずに淡々と仕事をこなせる自分づくりを目指してみましょう!
動画で見てみよう
記事の内容を5分ぐらいの動画にして話してみました。
動画の中でしかしゃべっていないこともあるので、まずは見てみましょう。
モチベーションは勝手に下がるのに先に上げる努力をするなよ
あなたは仕事をしていてモチベーションって上がってきますか?
どっちかというと仕事をやり続けていくにつれて勝手に下がってきませんか?
ちなみに私も工場で働いている時はいつまで仕事しないといけないのだろうなぁと思いながらやる気はどんどん消えていきました。
じゃあ、仕事中に消えないほどの熱いパッションを仕事をやる前に体の中にチャージするか……というのはあまりにも非現実的。
松岡修三さんレベルの熱い思いを仕事(彼の場合はテニスのコーチでいいのかな?)中も持ち続けられたらいいのですが、私のまわりにはいなかったのであなたのまわりでもほぼ見ることはないでしょう。
モチベーションと目標設定
ではモチベーションってどうすればいいのか、仕事に対して持たなくていいのか?
別にいいじゃん、やるべきことをやるだけなら。
仕事に必要なのは自分に振られたタスクをこなして、出来れば上司の予測を超える内容を提出する。
自分に振られた仕事内容だけをこなしていたら、給料は今までのあなたと一緒だけど目標に少しの改善を加えてみて偶然うまくいったらボーナスがプラスされるかもしれない。
もしかしたら、仕事が上手くいかなかった時あなたはやる気が下がるかもしれません。
しかし、ここでもモチベーションはほとんど関係ありません。
だって、そうでしょ?モチベーションが高かったら成功するというとんでもない理論は存在しません。
原因はあなたのモチベーションが低かったりあなたがバカだったのではなく、あなたの考え方の何かが仕事の成功要因とは違っていただけなんです。
あなたがやるべきことは考え方を少し変えてみるか誰かに聞いてみるか、徹底的に外部のやり方を真似てみるなどただ何度も違う方法で試して検証してまた試すだけです。
モチベーションを上げ下げすることは仕事をする際には一切関係ありません。
目標をだらだらと達成し続けよう
毎日の目標は決めて、1日の終わりにどこまでできたか記録してください。
ここで大事なことは 自分が制御できることだけ です。
色んな仕事内容がありますが、他人が関わってくる仕事や営業で何本成約したかという自分じゃどうにもできないことにまで気を配りすぎないでください。
もう一つ大事なことは1日で出来なかったとしても気にせずに次の日も続けるだけです。
「やめたらそこで試合終了だよ」
アニメ好きじゃなくても散々きいたこの言葉ですが、心理学者が発見した面白い法則とも関係していました。
1万時間の法則を聞いたことがあるだろうか?
認知心理学者のアンダース・エリクソンは世界で活躍しているプロスポーツ選手やピアニスト、チェスのトッププロが一線で通用するスキルをどのように身に着けたかを研究した結果1つの法則を導いた。
スキルの上達は時間の経過とともにS字曲線を描き、時間がたちスキルが上達するにつれて上達する幅はどんどん小さくなっていく。
x=時間、y=スキル
しかし、一般の人とプロと呼ばれる人をわけるほどのスキルを身に着けるには少しずつスキルを積み上げていくしかないということが多くの超一流の偉人たちの生活を追い続ける中で見つかりました。
スキルを積み上げるために必要な時間は平均10年の1万時間、しかも毎回目標設定をしっかり持って逐一改善点を見つけながらフィードバックをしっかりともらえる環境を整えるというおまけつき。
とんでもねぇなぁと思ったし、自分はそこまではしないかなぁと正直思ったかもしれません。
別にあなたが全部真似る必要なんてないんですよ。
今日出来なかった原因を書き出してみて、次成功するためにできるだけ障害を取り除いてみる。
次できれば「お前頑張ってできたじゃないか」と自画自賛するところからやればいいだけです。
ついでにその障害を隣にいる同僚に教えておけばあなたに感謝してくれるかもしれませんよ。
ギブアンドテイクではないですが、あなたが学んだことは適度に周りにもあげておきましょう。
目標は決めた後に結果を出して書いておく。
習慣になった後も毎日ゆったりだらだらと結果を書いて、ちょっとずつ記録更新を目指していきましょう。
まとめ
モチベーションのあるなしで行動するとうまく続かない
自分で結果をコントロールできる目標決めと結果を書いておく
失敗しても落ち込むなよ