- Youtubeに出せる動画について知りたい
- 削除すべき動画について
- 広告収益への影響は?
Youtubeの規約変更や動画の削除はYoutuberにとっては死活問題に関わること。
動画を削除されていきなり広告収益がなくなるなんてと気になって夜も眠れなくなってしまいます。
今回は2020年8月に発表された2020年初旬にかけて大量にYoutubeの動画が削除された背景やこれからの安全にYoutubeで活動していくためのジャンル選び、削除すべき動画などを解説します。
- ニコニコ動画やYoutubeで4年以上ゲーム実況を中心に活動中!
- 生放送が大好きで600時間・5000回以上の視聴者と「楽しく会話すること」をモットーに長い付き合いができる場づくりを大切にしている。
動画削除のあらすじ
Youtubeは米国時間8月25日に、2020年4~6月の間で自動削除システムを使い系1140万件の規約に違反する動画を削除したと発表した。
人員の削減とより効率的に有害動画を削除することを優先したためだ。
同年度1~3月の削除件数に比べて約2倍ほどの動画が削除されており、従来の人が一つ一つ確認していた作業を自動システムを利用したことにより効率化させている。
「念のためこれらのポリシー違反をより厳しく取り締まるという決断により、暴力的な過剰主義とのつながりや子供にとって有害である可能威勢が疑われるために当社のシステムによって削除されたコンテンツの数は、3倍以上に増加した」とYoutubeは説明している。
2位 スパムまたは詐欺 322万件
3位 ヌードや性的表現 166万件
4位 暴力または生々しい描写 121万件
5位 暴力の助長や暴力的過激主義 96万件
削除される動画の特徴
削除理由をみていくと特にこどもの教育上よくないものが省かれていることがよくわかります。
Youtubeをよく見ている年齢的にも若年層が強く影響を受けるジャンルは今後より厳しく規制が入ると見たほうが良いでしょう。
また、大掛かりな企画系やドッキリだのエンタメ系ではわりと常識であった刺激の強い動画も危険な行為を助長する動画とし規制の対象に入ってくる可能性は高そうである。
人が動画をみてポリシーに反するかを判断する時と比べて、少しの下ネタや動画の内容的にわずか1言だけしか過激な発言をしていない場合でもシステムから容赦なく規制対象に入る可能性があります。
ゲームの性質上「殺せ」や「死ね」といった言葉が自然と出てきてしまうものもあるでしょう(FPS系など)。
テキストから読み取る、音声から読み取るといった技術も進化しているので、話の流れ的に軽い気持ちで言った強めの言葉が引っかからないように注意してください。
システムで有害性を判断する場合その発言が誰に向けて発せられたものなのかを判断するのは正直難しい。
ゲームの中にいるキャラクターなのかそのキャラクターを操作しているほかのプレイヤー事態に向けられているかは私たち人間なら判断できるけど、システムとして判断しろと言われても正直難しい。
人工知能がより高度になって人間以上の判断能力を備えるシンギュラリティにまで発達すれば上手く判断してくれるでしょうが、今の時点だとまだ無理。
なので、ゲームの中のお話しであっても子供が見る機会のおおいゲームやエンタメ系の動画では私たちの言葉遣いも気を付けておいたほうが良さそうです。
非表示?それとも動画削除?
今回の動画削除報道で自分の動画について心配に感じた人もいると思います。
特にYoutube公式より報告がない場合は深く考えすぎなくても良いでしょう。
今までと同じようにYoutubeポリシーに反しないよう活動をしてください。
動画がポリシーに違反していたり広告の対象から外れる場合は公式からその旨を伝えるメールやお知らせが来ていると思うので、すぐに対処してください。
もしかしたら自分の出した動画に広告が付かなくなった警告を受けた場合は削除にするか非表示にするか迷うかもしれません。
もし迷っているなら自分から削除しましょう。
非表示にすると視聴者には見られないからいいやと考えているかもしれませんが、Youtubeがチャンネルを評価する際にはYoutubeにアップロードしている動画のすべてが評価対象になっています(表示、非表示すべてが対象)。
ポリシー違反対象の動画が残っていてもあなたのチャンネルにはなんら良い影響をもたらさないので、おとなしく動画はYoutube上から削除しておきましょう。
ペナルティーによる影響
基本的に1つの動画が違反しているとされてもYoutubeチャンネル自身にそれほど大きなペナルティーを科されることはありません。
その動画の収益化がなくなるか動画自体が消えるだけで済むでしょう。
しかし複数の動画がポリシーに違反するとチャンネル自体にペナルティーになる可能性が高くなるので注意が必要です。
もちろんたった1つの違反でも搾取行為やスパム行為、ヘイトスピーチなど度が過ぎる行為をした場合は一発アウトになるのでやらないでください。
1回目の違反警告で1週間の活動停止
- 動画ライブ配信ストーリーのアップロード禁止
- カスタム サムネイルまたはコミュニティ投稿の作成禁止
- 再生リストの作成、編集、共同編集者の追加禁止
- 保存ボタンを使用して動画再生ページの再生リストを追加または削除禁止
1回目以降で違反警告をもらうとより重い処罰を受けるので、基本的に1回もらったら次わないぐらいの気持ちで臨んでください。
復活させたほうが良い?
動画が削除された場合削除の取り消し要求をしたいと思うかもしれません。
実際にポリシーに違反していないのに削除されたから復元申請を当然するべきだと考えても不思議ではないでしょう。
しかし、個人的には申請をするなら新しい動画を出すために行動を起こしておいたほうが良いでしょう。
確かに間違えた可能性のなくはないのですが、本当に削除対象になっていた場合は時間と労力が丸々ムダになります。
それなら削除された動画の内容をブラッシュアップするなり削除されたことをネタにして動画を作るなり新しくできることにチャレンジしたほうが精神的にも良いでしょう。
お金をかけて一生懸命作った動画を消されると大事なものを失った悲しみが特に強くなりますが、くよくよして進んでいないことがYoutuberにとっては一番の痛手です。
ラファエルさんやヒカルさんなど過去にいろいろとトラブルがあったけど、再び第一線に戻ってきた人たちのようにまた新しい動画をつくることにやる気を向かせるようにしておきましょう。
まとめ
Youtubeによる2020年前半の動画削除の動向と私たちがどうしていくかについて解説しました。
突然削除報告がきてビックリすることもあるでしょうが、Youtubeの規約に合わないと言われた動画はすばやく削除することがYoutubeで生き残るうえでは大事!
長く活動していくためにもYoutubeから求められることを実行できるようにしていきましょう。