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大食いYouTuber~KASUMI ASMRから学ぶ!信頼とイメージを守る方法

自らだした動画が原因で炎上を巻き起こすYouTuberがたびたび出ていますね。

先日には大食いYouTuberとして人気の「KASUMI ASMR」が投稿した動画内で、一度口に含んだ食べ物を吐き出すシーンが映り込んでいたことで炎上する騒ぎになりました。

 

面白い動画、楽しい動画、役に立つ動画を出すことがYouTuberの仕事と考えるなら視聴者の期待を裏切るのはもってのほか。

 

今回はKASUMI ASMRの事件を参考にして、YouTubeで活動していくにはどんな考え方・取り組み方をすれば長く活躍できるのかを考えてみます。

YouTubeだけに関わらずSNSで発信する機会も今後は増えてくるので、ネットリテラシーを高めるという観点でも考えてみましょう。

筆者経歴
  • ニコニコ動画やYoutubeで4年以上ゲーム実況を中心に活動中!
  • 生放送が大好きで600時間・5000回以上の視聴者と「楽しく会話すること」をモットーに長い付き合いができる場づくりを大切にしている。

KASUMI ASMRの事件流れ

KASUMI ASMRは食事シーンを映したり、食べる際の咀嚼音をあえて拾うASMR動画を投稿している大食い系女性YouTuberである。

2020年10月現在チャンネル登録者数は非公開になっているが、平均動画再生回数は10万回をこえており固定ファンもいるほどの人気ぶりでした。

ASMR動画とは
人間の聴覚・視覚で感じる刺激により、なんとも言えない心地よさ、ゾワゾワとする感覚を視聴者に味わってもらうために作られた動画。
ポテトチップスの食べたときのパリっとした音や炭酸飲料の泡がはじけるシュワシュワとした落ち、耳元で女性がささやいてくる動画など中毒性が高くて何回も聞きたくなる人が続出しているジャンルです。

問題が起きたのは2020年9月29日に投稿されたチーズとんかつを食べる動画。(10月6日現在動画はYouTube上で公開されていません。)

KASUMIは大量のチーズとんかつとおにぎりを前にしていつも通り食べ始めました。

 

ひとしきり口に含んで咀嚼音を出したあと、いつもなら編集でカットされるであろう変なシーンが映り込んでいた。

突然下を向いたかと思うと、口に含んでいた食べ物を吐き出したにもかかわらず何事もなかったかのように再び食べ始める。

 

視聴者としては普段は見ることのない「吐き出す」というシーンに困惑の表情を浮かべています。

 

普段は口元だけを映すように構図を作っていますが、この時は顔全体が映り込んでいるのもあきらかに編集ミスだとわかりますね。

 

食べ物を吐き出す行為「チューイング」は一種の摂食障害と考えられていますが、意図的に編集でカットしていることから考えると大食いを演出するために実際は食べていなかったととらえるのが自然ですね。

真実か否かが問題ではない

正直なところあのシーンだけを見て今までの動画で食べてきた食品すべてを実際は食べていなかったとは言い切れません。

ひょっとしたらあの時だけ喉に何か詰まったから吐き出したとも考えられますよね。

 

しかしKASUMIは特に弁解や説明をすることなく動画を非公開にしツイッターやインスタグラムのアカウントを削除し、YouTubeのコメント欄も非表示にしています。

このような行動をしてしまうと、「自分は何も言いたくありません」と自ら公言しているようなもので今ままで好きで動画を見ていた視聴者からするとガッカリしてしまいます。

 

政治家がたまに失言をして下手な言い訳をしてさらに墓穴を掘るシーンを見かけますが、悪い行動をした際にすぐに謝罪をしないことが一番の問題点です。

 

動画やSNSをすぐに削除しても、デジタルタトゥーとしてネット上には絶対に残り続けます。

現実からすぐに逃げてもどこかしらでつけが回ってくるので、面倒なことを起こした時はすぐに謝るなり事情を説明する機会を作るべきだと今回の件でよくわかりました。

出来ないことを演出しない

YouTubeに限らず何かしら面白いものを作る際にはやらせ行為が入ることはもはや常識です。

ドッキリ企画や一般人を巻き込む企画でも事前に仕込んでいることは安全面でも大事なのでむしろ仕込まないといけないと見る側もわかっておくことが大事。

 

しかし今回の場合、大食いができないのに演出上大食いと見せかけるために編集でチューイングを隠している行為はバレたときの反動が大きすぎます。(食べ物を粗末にするのはよくないという考え方が一般的なため)

ドッキリ企画が仕込まれている時の残念感と大食いであることを証明するための仕込みが判明した時の残念感は比べるまでもないでしょう。

 

大食いは確かにYouTubeのなかでも人気のあるジャンルなので飛びつきたい気持ちもわかります。

しかし本当はできないのに編集で嘘をつく行為はいずれ自分の信用を落としてしまうことになりかねません。

 

ライブ配信で余計なことを発言してしまって一時謹慎するVtuberも先日話題になっていましたが、良いニュースより悪いニュースのほうが伝染力が高いの一気に知れ渡ってしまいます。

筆者も今回の事件があるまで、KASUMI ASMRのことは知りませんでしたが事件になることで初めてその人のことを知ったとなることも多いはずです。

当然、自分のことを知ってもらうなら良い情報を知ってもらいたいですよね?

 

人間はどこかしらでミスをしてしまうので、ミスをしたときにでも問題がないことを動画のネタにしておいたほうが余計なトラブルは起きないでしょう。

今自分が作っている動画やライブ配信が本来の自分とはかけ離れていないか、無理をして演出していないかを改めて考えるきっかけにできました。

YouTubeはリアルさを求めている

KASUMIの騒動の中で、視聴者からは「ガッカリした」「ちゃんと食べていると信じていたのに」といった言葉がよく見られました。

このことから視聴者は動画に映っている人が実際にどう行動しているかということに強く着目しているとよくわかります。

 

実際に活動している様子を動画で見ることで、視聴者自身も同じ空間にいるよな感覚を持っているのでしょう。

そう考えると、実際にはできないことを編集でさもできるようにする行為がいかに的外れかとよくわかりますね。

 

例えばKASUMIが大食いという本来できない要素をいれずにASMRだけに特化した動画を作っていた場合は今回のようなことは起きなかったわけです。

大食いという要素は確かに視聴回数を稼ぎやすくなりますが、彼女のリアルではなかった。

自分のリアル姿をいかにうまく魅せるかを考えていかないといけないなと改めて感じました。

まとめ

KASUMI ASMRの炎上騒ぎからYouTubeやネットで発信するさいの考え方を考察してみました。

編集により作られた世界観は魅力的に見えますが、裏側が知れ渡った時のダメージは結構大きいのだとよくわかりますね。

自分のリアルな面をどう演出していくかがこれからの生き残り戦略では必須になる。

 

 

 

 

 

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