pickup
ロジクールウェブカメC920のマイク性能を比べてみる
こんな人に見てほしい
  • C920のマイクは使いやすいの?
  • 音質は大丈夫か気になる
  • 市販のマイクとどんな違いがあるのか気になる

配信を盛り上げるために必要な機材であるマイクやウェブカメラは私たちYouTuberやネットで活動する人にとっては必須品。

しかしウェブカメラもマイクもそれなりの性能を求めると値段が高くなるので、困りものです。

それぞれ1万円クラスの商品を買うと合計2万円、さらにパソコンをそろえ始めると一気に値段も跳ね上がってあなたの財布から諭吉さんが飛んでいってしまいます。

 

そんな時にオススメなのがウェブカメラにマイク機能が付いたロジクールC920という製品!

ウェブカメラについているカメラだし大したことないでしょ?

と考えているかもしれませんが……
実は、普通に音声を取る分に関して何の問題もなし。

むしろアマゾンで2、3千円で売っているようなマイクなら性能的にも勝っているかも。

 

今回はそんなロジクールC920マイク性能を他のマイクと実際に比較して性能を確かめてみます。

マイクを買おうかどうしようか悩んでいる人は今手元にあるウェブカメラでぜひ音声チェックをしてみてくださいね。

筆者経歴
  • ニコニコ動画やYoutubeで4年以上ゲーム実況を中心に活動中!
  • 生放送が大好きで600時間・5000回以上の視聴者と「楽しく会話すること」をモットーに長い付き合いができる場づくりを大切にしている。

比較対象マイク

C920とのマイク性能比較のために市販されている中で特に動画配信、ライブ配信をされている人に良く使われているマイクを用意しました。

使用したマイク
  • ソニー PCV80U
  • オーディオテクニカ AT2020

どちらのマイクも長年動画配信をしている人に使われているマイクなので、名前ぐらいは知っているかもしれません。

性能的にはこれより上のマイクも多数発売されていますが、普通に配信する分にはこれぐらいでも十分。

音量設定

サウンド設定はすべてパソコンのサウンドコントロールで行いました。

3種類のマイクがほぼ同じくらいの音量になるように設定しています。

マイク設定の細かいやり方はこちらの記事から確認してください。

 

音量の確認はライブ配信するときを想定してライブ配信ソフトのOBS studioを使用しています。

  

マイクと口までの距離はウェブカメラと顔までの距離である60cmを基準に揃えています。

 

また、今回は部屋の窓を開けて外の雑音も入る環境にしています。

ノイズカットをしていない時にどれほど雑音が入っているかを確かめてください。

 

ソニー PCV80U

 

オーディオテクニカ AT2020

 

C920 マイク

 

いかがでしたでしょうか。

それぞれのマイクの特徴をまとめると、

 

ソニーのマイクは常時「ジー」というホワイトノイズが特に目立っていました。

アマゾンのレビュー評価でも書かれていますが、このマイクはホワイトノイズが目立つ傾向が高く音の入力も弱めです。

 

オーディオテクニカのマイクはホワイトノイズがない代わりに「ボー」というパソコンのファン音が聞こえていましたね。

コンデンサーマイクは感度が高い反面まわりの音を拾いすぎてしまうので、収音レベルを下げたりマイクと口の距離の位置を近づける工夫が必要です。

 

C920の場合はオーディオテクニカの音より環境ノイズの音程が低くなっていました。

パソコンのキーボードを打ってみると違いがよくわかりますが、環境ノイズの聞こえ方が少し変わります。

 

声自体はそこまで変化がないので声を録音する分にはC920でも十分に性能を発揮できています。

ノイズ除去について

環境ノイズが気になると感じた人はOBSのフィルタ機能にあるノイズ抑制を使用してください。

環境ノイズが完全に消えるわけではないですが、全体的にノイズボリュームが下がりつつ声も変につぶれにくいので、軽めにノイズを除去したい時におススメです。

フィルタ機能の使い方はこちらの記事から確認してください。

 

また、パソコンのグラフィックボードでNVIDIA(エヌビディア)のRTXまたはGTXを使用している人はNVIDIA RTX Voiceというソフトを使用してみてください。

こちらのソフトはグラフィックボードで自動的にノイズをカットしてくれる機能がついていて、青軸のキーボード音も目立たなくなるほどのノイズカット性能を持っています。

しかも無料なのでNVIDIAのグラフィックボードを使用者は試してみてください。

 

NVIDIA RTX Voiceの詳しい説明はこちらから確認してください。

使ってみた感想

私は今までオーディオテクニカのマイクとNVIDIAのノイズカットを使用してきましたが、今回C920のマイクを試してみて、マイクを買っていなかったらC920でよかったんじゃないかと感じています。

 

別にオーディオテクニカのマイクを買って後悔はしていないのですが、先にC920のマイクを試していたらオーディオテクニカのマイクは買っていなかった可能性がありますね。

C920のマイクを使うメリット、デメリット

メリット

  • マイクを買う手間
  • お金がかからない

お金がかからないのも大事ですが、マイク選びも結構大変なものです。

USBタイプにするのかオーディオインターフェイスを利用してコンデンサーマイクやダイナミックマイクを使うのかなど、悩み始めるとそれこそ一晩悩むこともあります。

実際に私もヨドバシカメラに足を運んでショーケースの前で値段をみながら悩んでいました。

 

その時間をカットしたいならC920のマイクや後継機のC922を使ってみても良いでしょう。

デメリット

C920のデメリットとしては環境ノイズが入りやすいことです。

ウェブカメラの使用上口との距離を空けないといけないのでどうしても余計なノイズが入ってきます。

 

ピンマイクやヘッドセットなどマイクと口の距離が近い場合は収音レベルをそこまで上げなくても声を拾ってくれるのですが、マイクと口の距離を空ける場合はどうしても収音レベルを上げないといけません。

しかし収音レベルをあげるとノイズも拾いやすくなるという2重ばさみ。

 

ただ、パソコン側でノイズをカットする機能も性能が上がってきているのでOBSのフィルタ機能やNVIDIA RTX Voiceなどのソフトを利用してノイズカットをすれば問題はないでしょう。

 

今回は窓を開けてあえてノイズが入る環境にしていますが、窓をしめて余計な電子機器を作動させていなければ大体の家庭でもそこまで騒音でこまることはありません。

それこそ大雨や雷、外で花火をしていたりしない限りは雑音がうるさくて配信ができないなんてことにもならないでしょう。

動画で確認

記事内で紹介した内容を動画にまとめました。

マイク性能以外の部分も載せているので一度見てみてください。

まとめ

C920のマイク性能に着目して、実際に他のマイクとの聞き比べてもらいました。

それぞれのマイクの特徴とC920がどれぐらいの性能を持っているか、なんとなくわかりましたか?

 

今回の記事で少しでも「C920が配信するときに役立ってくれるのだな」と感じてもらえると嬉しいです。

上手く手持ちの機材を活用しながら、ライブ配信がやりやすい環境を整えてください。

C920のオススメ
  • マイクとウェブカメラどちらも欲しいけどお金が心配な人
  • すでにC920を持っていてマイクを買うか悩んでいる人
  • マイクを持っているけどイマイチだからウェブカメラと一緒に買い替えたい人

C920のスペックを確認してみる

 

 

 

 

 

もし、あなたが

「動画のつくりかたや生配信のやり方わからないよぉ…」と困っているなら無料プレゼントのページに飛んでプレゼントを受け取ってみてください。

 

あなたがみんなから注目されるヒトになるためのヒントがもらえますよ。

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事