話が面白い動画を視聴者に見せたい!
Youtuberなら誰しも思う願いです。
でも、そんな簡単なことでもないからみんな苦労しています。
ネタは良いのに上手く動画にでいなくて再生数が伸びなかった経験も数十個ではないはず。
そんな苦労を積んでいるあなたに視聴者が最後まで動画をみたくさせる方法、無意識に拡散させたくする方法を紹介します。
ずばり、
TEDのプレゼンを参考にしてみてください。
・1つのトピックスに絞る
・キャッチフレーズは簡単に
・3つのパート分け
・ジェスチャーを使う
・間をとる
・スライドは絵や写真で簡単に
TEDのプレゼン
TEDに出ている数々の面白いプレゼン。
あなたは見たことありますか?
もし、見たことないならとりあえずこれを見てみてください。
サイモン・シネックのこのスピーチ
「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」
引き込まれるお話しで彼が何を使えたかったか伝わってきましたね。
Youtuberとして動画やライブをやっている身としては、このようなスピーチ力を身に着けたいと考えてしまいます。
そんな声が聞こえてきそうです…
はい、確かにできません。
今のまま何も学んでいない状態ならね。
学校や社会に出た後でスピーチや人前で話した経験がない状態で完璧にできるなんて天才は当然いません。
TEDに出てきて流ちょうに話せる方々は当然スピーチをする前にしっかりとした準備と心構えを整えています。
その準備と心構えを学んでいきましょう。
内容と構成
スピーチを話す前には当然準備が必要です。
大勢の人の前に立ってプレゼンをするときに話す内容をノープランのままの人は当然いません。
話の構成を決める際には、3つのポイントに注目しましょう。
- 話のトピックスは1つ
- 短いキャッチフレーズ
- パート分けは3つ
・話のトピックスは1つ
スピーチに限らず動画で何かを使える際には内容を1つにしぼりましょう。
例えば健康について語りたいなら食べ物だけにしぼるとお話しはまとめやすくなります。
食べ物以外にも睡眠や運動・メンタル的なお話まで加わえると、きれいにまとめるには相当な文章構成能力が必要になります。
スピーチ初心者に限らず上級者の方でも実践できる人はほとんどいないので、トピックスはあなたが伝えたい1つだけにしておきましょう。
・キャッチフレーズ
トピックスを印象付けるための強力な武器がキャッチフレーズです。
アメリカのオバマ元大統領
彼の名前を聞いて真っ先に思い出す言葉といえば…「Yes We Can」
もちろんオバマ元大統領はほかにも印象に残るスピーチをしていますが、強く印象に残っていますよね。
サイモン氏の動画に出てくる「star is why」(whyからはじめよ)という言葉も印象的です。
ビジネス界では有名な言葉で、書籍としても世界的なヒットを記録しています。
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キャッチフレーズを決めるときはなるべく短め(日本語だと一息で言い切れる長さ)が理想的です。
端的にあなたの意見を表していたり、韻を踏んで小気味よい流れを持つ言葉を構成の中に潜り込ませる工夫が大事です。
視聴者に自然の記憶に残るフレーズを覚えてもらいましょう。
・メインパートは3つ構成
話の構成はパートごとに分けて作成しましょう。
簡単なやり方は
- 冒頭
- メインパート
- 締め
の3部構成です。
冒頭は本編にスムーズに入るための重要なカギで、聴衆が本編の内容がつい気になってしまうきっかけとして利用します。
例えば、
なぜ、こんなにも多くのパソコン会社、ソフトウェア会社があるなか全世界にわたってアップル信者がいるのか。
その秘訣はアップルが私たちに示している3つの円で説明できます。
それではまず1つめの円から説明していきましょう。
どうでしょうか?気になってきませんか?
答えはサイモン氏の動画を聞けばわかるのですが、本編の内容を言い方やニュアンスを変えることで「じらし」を入れています。
冒頭で聴衆の興味を引き込み、本編への流れを作りましょう。
メインパートはさらに3つに分かれています。
流れとしては、
- 現状
- 問題提起
- 解決法
の構成にしましょう。
・現状
話題にしたい分野の現在状況を中立的な立ち位置で述べて、真実に基づいたことのみを数字などを含めて説明しましょう。
・問題提起
なぜ現状に問題があるのかを説明し、問題が続くことで起こるデメリットや不安事に聴衆の興味がいくようにする。
・解決法
話の本題であるあなたなりの問題解決策を提示しましょう。
今までのお話しはすべて解決策を目立たせるための構図になっているので、一番強い言葉で解決案を聴衆の印象に残しましょう。
見せ方とパフォーマンス
話の構成が完成したら、構成以外の準備をしましょう。
・ジェスチャーの使い方
人前でお話しをするときは体や顔の表情も大事な要素です。
TEDで檀上にたつ時だけではなく、Youtubeライブなどの生配信でも身振り手振りを使った表現方法は大事です。
多くの人を魅了するお話しは話し手の感情が伝わることで初めて成り立ちます。
音声だけがスピーカーから流れてきても、聴衆の心に残るようなスピーチを作ることはできません。
機会音声だけで構成された作品を聞いて、あなたは感動できますか?
お話しのなかに感情を載せることは当然難しいと思います。
それこそ何度も読みあげる練習をして身につける技術だと思います。
しかし、そこに顔の表情を変えたり手を少し大きめに動かすことで自分の気持ちを伝えてみてはどうでしょうか?
手を大きく振ったりする行為は場違いじゃないかと感じるかもしれません。
実際にTEDの映像を見てみると、壇上でお話しをする話しては左右に良く動くし手や表情を使って聴衆に言葉を投げかけている場面が何度も見ることができます。
お話しは言葉だけではなくて、体全体で伝えることが大事です。
・間の取り方
緊張しているときのおしゃべりが異様に早くなった経験はありますか?
人は緊張により自然と話すスピードがはなくなってしまいます。
意図的にゆっくり話そうとしないと、自分は良くても聴衆からすれば聞き取りにくい速さになってしまうので注意してください。
また、人の前で話すときのスピードは多くの聴衆に内容を理解してもらうために非常に重要です。
お話しを聞いている人は話題について始めて聞いたかもしれません。
それなのにあなたが次々とお話しをすすめると当然聴衆は混乱します。
置いてきぼりを食らった視聴者はあなたの話に興味がなくなり、理解するための努力を放棄してしまいます。
スピーチの内容を理解してもらうためには、お話しの途中で少しの間を開けましょう。
ひょっとしたらお話しの途中で間を開けることが怖いと感じるかもしれません。
間を開けるといっても5秒ぐらいの時間静かにしていろというわけではありません。
話の一区切りまで一気に読み上げてから、次の話に移る前に聴衆を見渡してみましょう。
お話しを理解している人まだ理解しきれていない人の顔を全体を俯瞰するように見回してみてください。
あなたのお話しを聞いて反応してくれている人の顔を見ると安心しませんか?
また、話を聞いている聴衆も話し手が自分のほうを向いてくれたら、こちらのことをしっかりと見ながら話してくれている・気にかけてくれているという安心感を与えることができます。
話の内容を理解してもらう時間をつくりながら聴衆との信頼関係を築くうえでも有効なので、少しの間をおいてお話しをしましょう。
・スライドの文字、写真の使い方
話をする際には内容をわかりやするためにスライドを利用をすることがあります。
スライドをつくときに大事なことは文字は極力すくなくして、話す内容を端的に表せる絵や写真を載せるようにしましょう。
すぐれた話し手は聴衆の注目をスライドではなく自分自身に向けさせるようにしないといけません。
あくまでスライドはあなたのお話しをサポートするためのものです。
スライドが主役になっているスピーチはやる意味がありません。
まとめ
TEDのプレゼンを参考にして、Youtuberが動画やライブで使えるお話しのテクニックをお話ししました。
・1つのトピックスに絞る
・キャッチフレーズは簡単に
・3つのパート分け
・ジェスチャーを使う
・間をとる
・スライドは絵や写真で簡単に
何事も行動する前には念入りな準備が大事です。
前もって備えておくことで実際に話始めるときでも練習と同じようにすれば大丈夫という自信にもなるので、ぜひ試してみてください。
参考書籍
TEDトーク 世界最高のプレゼン術
出版社: 新潮社 (2013/7/18)
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