あなたがゲーム配信中に楽しくプレイしている時にこんなことを言われた経験はありますか?
「ゲーム画面がカクついて見にくいよ」
「音がとぎれとぎれで聞きにくい」
正直こんなこと言われたら気になりますよね。
ゲームプレイに集中したいけど、直すのどうすればいいのだっけ?と気になりだしたらどうしようもありません。
まずそんなときはどうすればいいかを今回の記事で解決していってください。
動画で見てみよう
記事の内容を5分ぐらいの動画にして話してみました。
動画の中でしかしゃべっていないこともあるので、まずは見てみましょう。
とりあえず、今の通信状態を確認しよう!
あなたの配信で通信環境はいつも悪い状態ですか?
もし、ここでいいえと答えられるならあなたに問題がないかもしれません。
視聴者からカクついているといわれたときはまずその視聴者さんとほかの視聴者さんに聞いてみましょう。
意外と視聴者の1人だけ異常に視聴環境が悪くて見れていないという状況があったりします。
その場合は家のwifiじゃなくてスマホで見ることを進めたり、違う媒体でみることを勧めてあげてください。
あと、使っている配信サイトが何かしらの不具合で通信状態が悪くなることもたびたびあります。
私がよく使っているニコニコ生放送はそれなりの頻度で通信状態が悪くなります。
(2、3ヶ月に1回ぐらいは調子が悪くなっているイメージがあります、おのれドワンゴ)
ただ、スマホにするとつながりやすくもなるので、理屈はよくわかりませんが結構使える手ですよ。
頻繁に通信が切れるといわれた場合はまずあなたの通信状態を確認してみましょう。
Speedtest(←クリックすると別サイトに飛びます)と検索して、上り下りの早さを見てください。
例では昼間15時に計った2つのプロバイダ(ポケットwifi:上と光ケーブルのwifi:下)と
夜20時に計った速度を出しています。
昼15時
夜20時
ポケットwifiと光ケーブルだと上りの速さ(UPLOAD)が圧倒的に違いますよね。
そして、私たちが配信するときに気を付けないといけないのは上りの速さです。
上りのというのは私たちのPCからネットサーバーへ画像や音声をアップする速度のことで、この速度が速いほど一度に多くの情報を届けることができます。
つまりこの速度以上の情報(ビットレート)を送り届けようとすると、途中で運びきれないやつが出てきて画像がカクカクしたり音声が飛んだりします。
ちなみにポケットwifiで配信をしようと思ったら、画質のビットレートは1Mbpsぐらいでやらないとダメでしょうね。
実際に3Mbpsぐらいのビットレート設定で配信をしたことがありますが、見れるような代物ではありませんでした。
もう一つの光ケーブルだと画質ビットレート6Mbpsでも十分に配信できると思います。
時間帯によっても通信速度は変わることがよくわかったと思います。
ポケットwifiのほうはわかりやすく下がっていますよね、光ケーブルは順調で変化はありませんでした。
土日などは特に遅くなったりする地域もあるので、配信を始める前には通信速度を確認しておいて適切なビットレートに変更する必要があります。
また、ほかのウェブサイトを開いておくと上りの回線を圧迫する可能性もあるので、配信で使わない余計なサイトは閉じておきましょう。
配信サイトによるビットレートの違い
人によっては複数のサイトで配信をしていることがあると思います。
例えば、ニコニコ生放送からyoutube liveに切り替えて配信をするならストリームキーやサーバーURLのほかにビットレートも変更する必要があります。
配信サイトごとに推奨されているビットレートは違っており、なかには高画質配信に切り替えられるサイトもあるのでまとめて確認しておきましょう。
推奨 kbp | 最高値 kbp | |
Youtube Live | 3,000 | 6,000越えも可能 |
ニコニコ生放送 | 一般 1,000、プレミアム 2,000 | プレミアムのみ 6,000 |
Twitch | 3,000~ | 6,000 |
ツイキャス | 800 | 6,000(超高画質、ゲーム配信) |
OPENREC | 1,500~2,500 | 5,000 |
ビットレートときくと画質だけに目が行くかもしれませんが、サイトの説明にあるビットレートは画質と音声の合計値を指しています。
音声ビットレートは128kbpあたりを使う方が多いので、画質はサイトの推奨値から-128kbpしたものを設定してください。
例 3000-128=2872 画質ビットレートは2872kbp
ゲーム配信をされる方だと画質をどうしても気にかかると思います。
なるべくビットレートを最高値まで上げて綺麗なまま配信したいという気持ちもよくわかりますが、推奨値を超えると問題が出てくることもありますので少しずつ調整しながら試してみてください。