世間で毎日話題に上がる例のウイルスの影響で家にいる時間も長くなっています。
もちろんテレワークで家にいながら仕事をすることもあるでしょう。
仕事や勉強の合間にゆっくりとネットフリックスやAmazonプライムでアニメやドラマを見ているかもしれません。
私は昔の日常系のアニメが好きでたまに見ていますが……
今回はそのお話しではなくて仕事・勉強のお話しです。
自宅でゆっくりと過ごすことも大事ですが、今このときに何も学ばないのはもったいないですよね。
学生さんだけでなく大人のあなたも資格とか語学とか最近はやりのプログラミングとか、いろいろやってみたいなと思うことがあるんじゃないですか?
今回のウイルスでテレワークを含めてお仕事のやり方も見直されるかもしれません。
そんな時なのだからこれからのことを考えて何か新しいことを学んでおいたほうが良いと思います。
でもですね、お家で勉強するにはかなり問題になることがあります。
何かわかりますか?10秒ぐらい考えてみてください。
ずばり言いましょう、集中力の維持です。
会社でお仕事をされていたことがある人ならわかると思いますが、会社にいる時と家で勉強しようと思った時はかなり状況が違うと思いませんか?
学生さんも同じように、学校の椅子に座っている時と家にずっといて勉強をするときではかなり状況が違いますよね。
・あなたのまわりの人だったり
・物だったり
・音だったり
実はその環境があなたの勉強や仕事への集中力に大きな影響を与えているんです。
本記事では家で学習するときに効率を落とす原因を気にせずに作業に集中できて、ONとOFFをしっかりと切り替えられる人になっていただこうと思います。
こんな風に遊びの魅力に流されがちな気持ちを引き締めるのではなく、今やっていることに向けられるようにしていきましょう。
準備するもの
作業を始める前に準備してほしいものがあります。
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- ペン
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- 紙
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- ストップウオッチ
別にスマホでもできることなんですが、スマホが登場するとSNSとか動画を触りたくなりますよね。
その誘惑を極力排除したいのであえてアナログな方法を使ってほかの誘惑が出てこないやり方をオススメします。
最初のステップ
何分勉強して何分休憩するかを決めましょう
まず始めに何分間勉強や仕事に費やすかを決めて、紙に時間を書いておきましょう。
ここで大事なのが3時間ぐらいぶっつづけでやるのではなく、1時間ぐらいで一度止めることです。
私個人の体験では45分ぐらいで集中力は切れます。
だいたい小学校での1つの授業時間ぐらいですが、そこで一区切りにしています。
そして決めた時間内に何をするかを細かく書いておきましょう。
勉強をするなら「数学の問題集 等差数列の問題5問解く」とかですね。
最初はどこまで設定してよいかわからないかもしれませんが、出来そうなことから+1個ぐらい課題を追加して少し難易度を上げておきましょう。
休憩も何分取るか紙に書いておきましょう。
10~15分ぐらいでいいのではないでしょうか。
できれば、何をして休憩するかも決めておくとその場で悩んだりしないので良いと思いますよ。
休憩内容(10分ぐらいの娯楽動画をみる、椅子から立ち上がって歩き回る、音楽を聞くなど)をリストアップしておいて、その場で選んだりする手もあります。
次のステップ
ストップウオッチ(なるべくスマホはやめておこう)をセットして仕事・勉強をやっていきましょう。
このような疑問を持ったかもしれません。
確かに別にストップウオッチをもってこなくても時間をはかれると思いますよね……
ただ、人って不思議なもので期限を決めずに時間が目に見えない状態で物事をやり始めると、どんどん先送りになっていく習性があります。
夏休みの最後らへんに宿題を一気に終わらせるタイプの人がいますが、彼らは宿題というそこまで重要視してないことはあとで勝手にどうにかなるだろうと思って先延ばしにしています。
宿題と同じように今あなたがやっている勉強は確かに今すぐには問題にならないかもしれません。
しかし、いずれ必要になるだろうと思ってあなたはその勉強内容を選び取ったんですよね。
じゃあ期限を自分で決めてしまって、自分で課題をさっさと達成したほうが当然良いはずです。
自分で期限を決めて達成するという考え方はゲーミフィケーションという要素を含んでいます。
ゲーミフィケーションの説明は今回の主題ではないので細かい内容は省きますが、ゲームをしていてすごく楽しいですよね。
それは色んなミッションがあってそれを達成する満足感やコレクションを集めることがでた充実感、もっといろんなことを体験したいという期待をゲームから提供されているから面白いのだと思います。
モンスターハンターで武器の素材集めたりとか、ボスを倒して称号を手に入れるとこそれぞれの目標を達成するために頑張って手に入れて喜ぶ。
そのゲーム的な要素を自分が仕事や勉強するなかで作り出してみてほしいのです。
時間の設定をして実際に計っているのは自分で決めた内容を時間という制限をつけることで、緊張感を持たせています。
制限時間つきのリアル脱出系ゲームをしたことがある人ならわかると思いますが、やってみると結構はらはらしながらだけどクリアできると達成感がありますよね。
この感覚を縮小版として時間設定の勉強に組み込み、時間内にできたら自分で自分自身を褒めてあげましょう。
ストップウオッチにして時間がどんどん減っていく様子を見ていくと、ちょっとづつ焦ってきますよ。
その焦る感じが苦手な方はカウントアップ形式にして、自分はこれだけの時間勉強に費やしたんだという充実感を味わう方法をあります。
時計を見て、
と考えるよりストップウオッチで60分という数字がはっきりと書かれているものを見て、
と満足したほうが幸せになります。
記録をする
実際にストップウオッチで設定した時間が来たら中途半端でも止めて無理やり休憩モードに入りましょう。
学校の授業ではたまに延長して授業をする先生がいましたが、このやり方にそんな延長システムはないのでいったん終了して休憩です。
さらに時間内にできた作業内容を100点満点で採点します。
内容の出来不出来があるかもしれませんが、とりあえず形として紙に書いた目標が達成できたのであれば100点です。
あまあまにつけています。
私も自分自身にはまぁまぁ甘いので、だいたい85から90点ぐらいですね。
時間内にできた作業内容については今後の自分の力に変えていかないといけないので、少し厳しめに記録に残しておきましょう。
勉強で言うと、問題を解いて間違えたことや解くのに時間がかかったこと書き出しておきましょう。
仕事内容は計るのが難しいかもしれませんが、1つの作業にかかった時間で判断するのも1つの手段です。
ここで大事なのは自分はこんなことに時間がかかるのか、できないのかといちいち落ち込まないことです。。
淡々とできたことを記録しておきましょう。
そして、次に同じことをやるときは今回記録したことを前提にして時間内にできることを決めていきます。
時間がかかることでも時間がかかることを前提に決めた範囲なら次に同じことをやった時は時間内に終わりますよね。
これを繰り返して、時間がかかってもてしっかりとやり切れるという自信をつけてください。
できないことを自分で決めて自分自信を傷つけることはやめておきましょう。
今できないことはそんなすぐにできるようになりません。
子供のころに自転車でこけまくった経験があるなら、すぐには上手くならないってこともよくわっかていますよね。
できるところから記録をつけていって自分が達成できたことに自信を持っていきましょう。
まとめ
家で勉強・仕事をするときに集中してできるようにするための3ステップを見ていただきました。
- 紙にかきだして
- ストップウオッチで計って
- 記録をする
PDCAのやり方みたいですが別にそこまで難しく考えなくても良いので、簡単なことからやっていきましょう。
自分に甘くしてできることを増やしていくと満足感とつぎも時間内にやりきろうとする集中力をぜひ身に着けていってくださいね。