こんな悩みを抱えていない人はいないでしょう。
会話の方法、雑談、スピーチ力など誰かに何かを伝えることに関する本やセミナーに注目が集まっています。
さまざまな内容の話題を気軽に話す、とりとめもなく話す雑談というスキルを身に着けたいと願っている人も増えてきていますね。
LineやツイッターなどのSNS、動画配信サービスを通じての生配信など直接人と面と向かって話さないことに自信を持てないと考えている人も多いかもしれません。
話が続かない、何を話してよいかわからないとなると仕事や恋愛など日常での生活にも影響をきたしてしまいます。
私のように学生時代にほとんどの人と話したことない人が有名Youtuberさんのように多くの人の前で生配信をしながら、会話を回していくなんて相当しゃべることに自信がないとできないだろうと考えても不思議ではありません。
そこでこの記事では自分が会話に自信がない、雑談をしたいけどつづけることができないという苦手意識を、自信をもって多くの人との会話に臨めるように変える方法をお伝えします。
苦手なら準備をしておこう
明石家さんまやタモリさんのように流ちょうに話しているテレビの有名人、または一般人でもチャンネル登録者数数百万をこえるYoutuberさんのように言葉巧みに話している人をみていると自分のあんな感じで話せたらなんてあこがれを持ってしまいますよね。
ですが、実際は話す自信をぐらつかせることがいっぱいあります。
・実際に話そうとしたけど相手と会話がかみ合わなかった
・伝えたいことがあるけど言葉が出てこなくて結局伝えるのをやめた
・自分ひとりで熱心に話していたらはなし相手がスマホをチラチラと見始めた
色々とうまく会話が続かなかった経験があるから自信を失ってしまったのかもしれません。
私のようにネットで生配信をしているひとならこんな経験ありませんか?
Youtubeライブで30分近くしゃべってみたけど、反応が薄くて萎えた…
50人ぐらいの視聴者が見ているのに面白いと思って振った話題に乗ってきてくれたのがわずか2人
なかなかきついっすね、渾身のネタだったのに。
では私から話すことの自信を無くしかけているあなたに簡単なアドバイスを差し上げます。
事前準備ですべてが決まります!
私は生配信という人と面と向かって話せない環境で4年の経験を積んだ末に、この答えにたどり着きました。
実際にリアルで話すときにでもこの考え方は役に立つので、ぜひ事前に話す準備をして会話の自信をつける方法を学んでみましょう。
今回の記事では会話の自信をつけるための3つの事前準備についてお話しします。
カンペをつくる
生配信をするときはある程度話す内容を固定する場面(最初の自己紹介、最後の挨拶など)があります。
そして、お決まりの言葉をつくるならぜひカンペをつくって読み上げる癖をつけてください。
カンペを用意すると2つのメリットがあります。
・自分もカンペを見ながらならしっかりとしゃべれるんだという自信になる
・番組が締まる
例えば配信が終わる時に特に決まりがないと
となんとも味気ない感じになってしまいます。
見ている視聴者からしても、「あれ?いつの間にか終わってた」なんてことになってしまいます。
このように、締まりがなくなんとなく終わらせてしまう配信は視聴者からしても印象が薄くて、次回も見ようという気が長続きしません。
つまり配信終わりの文言を準備をしておいて、番組をビシッと締めて終わらせてほしい。
テレビドラマやアニメだと、エンディングや次回予告があるのでここで番組が終わるとはっきりわかります。
一方、生配信はあなたが口頭で終わりますよと視聴者に届けないといけません。
その大事な終わりの言葉があやふやでその場で考えていては綺麗な幕引きとはいえないんですよね。
そこで、しっかりと終了前の文言を準備して読む練習もしておきましょう。
自分で事前に考えて、練習を積んだ言葉なら本番になっても自信を持った状態でお話しできますよね?
終わりのあいさつでどのような内容を言えばよいかわからないなら、多くの視聴者が集まっている生配信を実際に観察してください。
すでに終了した生配信のアーカイブ動画を開いて、終わりの部分だけを確認すると時間短縮ができます。
定番の締め挨拶としては、
「ここまで見てくれた250名のリスナーさんありがとうございました。
次回の生ライブは3日後の5月4日、夜9時からやるのでまた一緒に遊びましょうね。
当日昼ぐらいに予告ツイート入れるので、チェックしておいてくださいね。
また、配信したらすぐに来れるようにチャンネル登録もよろしくお願いします。
それでは、3日後の夜にまた会いましょう。
ありがとうございました。 ばいばい」
別に難しいことを言わなくてよいので、参考にしたい生主さんをまねて終わりの挨拶も用意してみましょう。
形が決まったらあとはひたすら練習と実践です。
何度も繰り返しやらないと視聴者も覚えてくれないの、とりあえず続けてみましょう。
誰も興味がないと知っておく
あなたが一生懸命に説明したお話の内容のほとんどはちゃんと視聴者には伝わっていません。
別にあなたの話すテクニックや内容が面白くないというわけではありません。
生配信というものはある意味テレビに近いものだと思います。
画面の向こう側でYoutuberさんがしゃべっていて、視聴者はその場面を静かに見聞きしている状況です。
ですが、この説明では正確とは言えません。
あなたはテレビを見ていてふとテレビの内容と違うことを考えることがありませんか?
・友達と明日出かけることとか
・ツイッターが気になったりとか
・横でブツブツ言ってる親父の独り言がうるさいなとか
つまりテレビを見ているようで、実際にはテレビでどんな内容がいたかを100%理解しているわけではありません。
そして、同じような気がふとそれてしまう現象があなた自身の生配信を見ている視聴者さんにも起こっています。
スマホで気になるYoutuberさんの配信を見てたけど、Lineの通知が来たから配信をバックグラウンドで流しながらLineの返答をしていたり、横に置いてあった不滅の刃のマンガ19巻が目に入ってつい読んでいたらいつの間にか配信が終わっていた。
なんてこともあったりなかったり…
あなたの配信から流れてくる映像と音声を漏らさず聞こうとしている視聴者はほんの一握りの熱狂的なファンぐらいなので、あなたの言ったことが全部伝わっていることはありえません。
例えばあなたが電車に乗っている時に起きた面白エピソードを話して、視聴者からの反応があまりなかったとしても気にしないでください。
「あ、今大半の視聴者はスマホにLine通知が来てそっちに意識が向いていたのか」
ぐらいに現実をゆがめておいて大丈夫です。
1つの話題で反応がないからといって、いちいちへこんでいては一向に話が前に進みません。
とりあえず、思いついたものから話しかけてみてください。
ただし、反応が薄かったからといってさらに詳しく話したり、もう一度同じ内容を繰り返す必要はありません。
何発か話題を振ってみて偶然コメントをくれる視聴者が数人出てくれば、儲けものです。
コメントを深堀したり、逆に質問してみたりと反応があった話題から違うことに波及できないか試してみましょう。
特に最初のうちはあなたの話を聞いている視聴者の絶対数が少ないので、流れていくお話もたくさんあるでしょう。
私の経験則では、自分の発言したことのうちコメントが帰ってくる確率は2割あればよいほうでした。
もちろん、あなたがYoutubeチャンネル登録者数1万を超えるような影響力を持っていたら誰かしら反応をもらえるので問題ありません。
しかし、この動画を見ているあなたはおそらくそんなにチャンネル登録者数はいませんよね。
なので、もう一度言いますね。
あなたが話した内容の8割は流されますけど、普通のことなので気にせずに次の話題を考えて放り込みましょう。
あなたの話し方や話す内容が悪くて反応が薄いのではないので、自分はダメだなと自信を無くす必要がありません。
ただの自然な流れです。
情報集め
話題を色々と放り込む必要があるというお話をしました。
配信の中で話題を適度につぎ込んでいけるようにあらかじめ話題を見つけておく必要があります。
こちらの記事でアイデアや話題の集め方をお話ししているので、詳しく情報収集をするためにこちらの記事で確認しておいてください。
あなたが配信で扱っている内容、ゲームなりオシャレなり料理などの知識は周りの人よりは詳しくなっておきましょう。
今使っているスマホを使えばgoogle検索、SNS、Youtubeで動画を見て情報を集められるし、本や雑誌を使えます。
身の回りにあるものは活用して、情報を忘れないようにメモに残しておけば生配信だけでなくリアルの会話の中でも使えるので趣味の情報集めはこまめにしておきましょう。
まとめ
自信をもって話すときの事前準備についてお話ししました。
・カンペをつくる
・人の話は聞いていない
・アイデア集めは事前にやっておく
あらかじめ自分の武器になるものを用意しておくと、実際に話す場面になった時に余計なことを考えなくてもよくなります。
多くの人はあなたの話を聞いていないので、興味がなさそうだなと感じたら次の話題に移るぐらいの気楽な気持ちでお話しを続けてみましょう。