記事や動画の中で質問をする本当の意味はなんでしょうか?
私は動画や記事を作る中で必ず2,3つほど疑問を挟むようにしています。
実はこの質問を挟むという行為はいくつかの意味を持たせており、視聴者さんからの注目を浴びるためのテクニックを盛り込んでいます。
記事づくりや動画づくりの中で視聴者からの反応が薄くて悩んでいるあなたにとっては心強い味方になってくれます。
今回の記事では質問~「3つの意味」と題して、1つの記事や動画の中でなぜ質問を繰り返すのかを解説いたします。
ぜひあなたも本記事を通して質問を効果的に繰り出せるための知識を持って帰ってください。
質問の意味
動画で確認してみる
今回の記事内容を動画で話してみました。
質問を入れるテクニックはお話しでも記事の中でも使える技術なのでぜひ1度確認してみましょう。
興味を引く
私は動画で話している時に今画面の向こう側で聞いているあなたは集中力でいうと20%ぐらいの状態でいると仮定してお話しをしています。
この内容は本記事を読んでいるあなたにも当てはまることですし、記事内容をしっかりと集中しながら読むのは相当難しいはずです。
なぜ自分の意思で開いた記事なのに集中していないかというと、大学の授業のようなイメージを持ってもらえればよいです。
大学の授業は自分で選択ができる範囲がひろくてとりあえずとってみることってありますよね。
この記事も偶然目に入って、画面をポチっと押してはいってきた状況にちかいですね。
そして大学の授業が始まるわけですけどなんか前で話しているけどよくわからない内容で「うーん」ってなっている感じが動画や記事を読んでいく中でも同様に起こります。
試してみた系の動画だけど何が面白いのかなぁとか教育系の動画だけど何言っているのかわからなかったりとか、純粋に興味がなかったとか。
そんな興味と集中力が低下しがちな時に質問を投げかけられたらあなたはどうなると思いますか?
「ん?なんだ?」って感じでつい反応してしまいませんか?
質問を投げかけられて何にも返さないとなんか気持ち悪い感じがすることがあります。
返報性の法則というほどだいそれた考え方を利用しているわけではありませんが、この感情を利用して今見ている視聴者を記事の内容に再注目してもらうようにしています。
視聴者自身で考えてもらうため
ただ記事内容を眺めて最後まで読み終えただけだと、満足はするけど理解はできていないと思ってください。
例えば、テレビで世界情勢や歴史の知識を紹介する番組ってありますよね。
池上彰さんでている番組やNHKでやっている歴史特集のような奴です。
食事時に何気なく見ているこのような番組ですが、3日後にその番組の内容覚えているかって言われたらおそらく半分も言えないのではないでしょうか?
まぁ、これは当然のことですよね。
その知識を覚えても多分役に立たないだろうと思っていることもありますが、テレビはただ聞き流すだけで視聴者側がなにか行動をすることは求められていません。
学校の授業で板書はノートに書けと言われたことがあると思いますが、別にあれは見返すために書くのではなくて書くこと事態に意味があって記憶の定着が良くなると考えられています。
それと同様に、何かを覚えるときは動作を伴いながら覚えたい内容を何度も繰り返す必要があります。
そして、なんで記事のなかで質問をするのかというと、私だけが文章で語り掛けるだけではなく質問をすることで今あなたにも記事の内容を考えてもらうためです。
質問に対するあなたの考えた答えと私の考えが同じかどうかは正直どうでもよいと思っています。
ただ、質問の意味を考えてあなた自身の活動の中で何かしら生かしてもらえればよいなというのが私の考えです。
もちろん私の考え方が面白いなと思ったらそのまま使ってもらってよいのでお好きなようにしてください。
文章の流れを変えるため
私が文章で語りかけ続けるだけだと記事の流れが一辺倒になってしまって、面白みに欠けるからという理由もあります。
記事の冒頭で疑問提起をして、文章の流れの中で私1人が答えと理屈を説明していく。
このスタイルでも別に良いのかもしれませんが、相当内容が濃かったり面白い文章の流れでないと熱狂的な私へのファンでもない限り興味など長くは続きません。
強調して質問を視聴者に提示して順番に答えの提示と理由を説明する。
お笑いで言うところの緊張と緩和を動画の流れに入れこむことを目的にしています。
まとめ
今回は動画や記事の中で質問をする意味をお話ししました。
1:視聴者の興味を引く
基本的に動画に対して興味を持っていません。
2:動画内容について考えてもらう
動画はテレビを見ているようなもので記憶には残りにくい
3:動画の流れを作る
話の流れを作り出すひとつのテクニックとして紹介しました。
さぁ、いかがだったでしょうか?
質問を効果的に出すことにより、動画の完成度や視聴者の理解度を上げることができるとあなたも理解していただけたと思います。
ぜひ、動画・記事づくりだけでなく普段の生活のお話しの中でも使ってみてくださいね。