自分は内気(シャイ)であまりうまく話すことができませんと悩みは本人にとっては結構な悩みの種。
学生時代に上手く人と話せなくて社会人になってからさらに仕事で困った事態になっている人も珍しくはないでしょう。
本記事では内気な人の考え方からどうするば内気な自分のメリットを生かしてお話しをすることができるようになれるのか解説します。
内気な性格な私が実際に生配信で数多くの人と話てきた経験から語っているので、ぜひ参考にしてみてください。
- 何から話した良いかわからない
- 知らない人とどうやって話すのかわからない
- 自分に自信がないから話しかけられません
内気な人とは?
内気と聞くといわゆる社交的な人の反対で見た目もじもじした自信がなさげなシャイなひとというイメージを思い浮かべるかもしれません。
初対面の人に対して苦手意識があったり、人前で話すのが難しいと考えてしまっていることもよくあります。
世間的なイメージでも内気の人はあまり良いイメージは持っていなくて、根暗・自信がなさげなど聞いているだけでも自分に当てはまっているような気がして萎えてきますよね。
世間的にも自分的にも良いイメージがない内気という特徴ですが、なんで内気な人がうまく話すことができないのかを話す順番にそって考えてみましょう。
内気な人の悪循環
あなたと全く面識がない人とお話しをしているところをイメージしてください。
考えるだけで嫌気がさしてくる状況かもしれませんが、想像してみるとついつい相手の表情や口調を気にしてしまいますよね。
内気な人は相手の気持ちをイヤにさせないかな、変な空気にならないかなと考えてしまってついつい行動がおろそかになります。
その結果、行動できない自分に対して「ダメなやつだな」「こんなこともできないのか」とネガティブな感情を自分自信に向けてしまう習慣がついてしまっています。
当然毎度しゃべりだす前に相手に対して失礼がないようにと考えだしたら、そんな簡単に話す内容は出てこなくなりますしあたりさわりがないことしか話せないで会話も終了してしまいます。
そしてまた自分自身を責めるという無限負のループ空間の出来上がりです。
内気な人が思い浮かべる自分の悪いイメージを持ち続けてもよいことはないので、まずは内気なことに対するイメージを改変してみます。
内気な性格の利点
内気という言葉を使っていると自分自身に強い暗示をかけて、どんどん自分自身のことばかりに集中(どちらかといえばネガティブなことを考えている)してしまっては良くなることはできません。
内気な人の最大の特徴として相手のことをよく見ているというメリットがあります。
話し相手がしゃべっている時に相手は今どんな気分で話しているのか、どんな表情をしているのかとついつい考えてしまいますよね?
話終わって別れた後でも会話の内容などをなんども思い出してしまうこともあると思います。
つまり、内気な人は相手との関係性についてしっかり考えられているということになるんです。
相手の気持ちに対して適切に行動することができていないことだけが問題なのです。
・相手の気持ちを考えて今あまり言わないほうが良いかな
・これ言うと相手の考えを否定することになるけど、賛成すると自分の意見を曲げることになる
などのジレンマに陥ると正直行動できなくなる気持ちもよくわかります。
私もあまり言葉に出して言うことが苦手で友達も少ない学生時代を過ごしていたので、行動を渋る気持ちは何度も経験しました。
ただ、1つだけ確かなことがあって、「自分が正しいと思ったなら言うしかない」ということです。
なぜかというと実際のところ相手の気持ちはあなたが思っているほどわかっていないからです。
相手の気持ちはほぼわかっていない
相手の気持ちを考えるいわゆる共感力が高い特性を持つ内気な人の長所ですが、相手の気持ちや考えは実のところほとんどわかっていないということは研究結果でも出ています。
心理学や専門のカウンセラーなどの学習をしっかりと積み、実践でまなんでいる人でもない限り一般人である私たちが他人の気持ちを見ただけでわかるなんてことはありません。
確率的にほぼ5分5分なので、コインをなげて裏表を当てるのと同じことをあなたの勝手な想像で勝手に悪い方向に考えてしまっている可能性が高い。
ちょっとした何気ないしぐさ、例えば話相手が目線をちょっとはずしてスマホを見ただけで「自分の話面白くなかったかな、変なこと言ったかな」なんてあなたは考えているかもしれません。
相手はただ時間がふと気になっただけかもしれないのに…
このように自分がみたことにバイアスをかけて自分で勝手に判断を下してしまう習性は正直直すことは難しいかもしれません。
心理学用語で対人認知バイアスといいますが、自然な流れで人間はバイアスにかかるので防ぎようはありません。
ですが、自分がバイアスにかかりやすいと先に知っておくと、バイアスにかかっている状態でも行動を起こすことができます。
「自分が思っている感情は間違っているかもしれないので、とりあえず自分が正しいと思ったことは相手に伝えるという行為する」とあらかじめ決めておきましょう。
「私は~だと思うのだけど、〇〇さんはどう思う」と質問のように投げかけてみてください。
そこから何かしらの会話につながるはずです。
別に相手と熱い議論をして戦わなくても良いのです。
ただあなたの感じたことを相手に伝えるという作業をしただけです。
相手が話に乗ってきてくれたら成功ですし、相手の気分を害してしまったらそれはしょうがないことです。
相手の気持ちをあなたはコントロールすることはできませんが、相手があなたをコントロールすることもできません。
大事なことはお互いに大事なことを話し合って、最前の妥協点を計りながらお互いにとって良い方向に導いていくことです。
どちらかが我慢して決まった内容はかた一方(主に内気なあなたがなりがち)に大きな負担がかかってしまいます。
そんな負担をわざわざあなたが負う必要はないので、あなたも自分の気持ちを伝えてお互いにとって良い結果になるように動いてみましょう。
最初は自分の気持ちや意見を伝えることが怖いと感じてしまうのは仕方ありません。
しかし、思いのほか自分の気持ちをしっかりと言葉で伝えると相手は何かしら返してくれます。
自分の感情を出しても別によいのだと感じれば続いてお話しするときの気はずかしさや恐れも少なくなります。
まず、自分の気持ちを出しやすい相手(家族や友達)で試してみましょう!
まとめ
内気な自分でも人前で話せるようになるためのファーストステップをお話ししました。
話相手のことは必要以上に考えすぎても意味がありません。
自分の気持ちを伝えてみてどうなるかを身近な人から試してみてください。